今朝見た夢

今朝見た夢の中で、自分は学生運動をしている学生で、でも、実際の学生運動をしらない自分にとって、学生運動はファンタジーで、だからその夢のなかの学生運動は、ファンタジーだった。先輩がいた。男の先輩。病弱でいつも部屋で本を読んでいてお金がなくていつも自分にお金を借りに来てて、お金をいつも貸してて、そんな先輩がある日、お金返すからというので部屋にいった。返してもらったお金で、飲みに行こうというので、返してもらったお金で飲みに行くとかおかしくないですかとか言いながら飲みにいった。酔った先輩を下宿に送る。丘の上にある、木造の塔みたいなアパートの屋根裏のような部屋に先輩は住んでいる。木で出来たボロボロの扉の横にはまるいハメ殺しのガラス窓がある。他に、四角い、昔のバスみたいな上下に開く窓が二つ。先輩を部屋に置いて僕は部屋をでる。下まで降りて玄関から裏に回って丘をおりて行こうとすると、先輩が窓から身体を出して、僕の名前を呼び、「人生は美しいな!」と言った。

その日の夜、先輩は死んだ。

僕はその時先輩が好きだったのだと気付いた。