ケータイ文学なんて文学はあるのか。

ケータイ小説は文字のライブ - ARTIFACT@ハテナ系
kanoseさんの記事。
ケータイ文学、ケータイ発の作家の本っていうのが結構売れている。yoshiとか美嘉とか凛とかね。本屋に行くと、入ってすぐの一等地にヒラ積みされて、100万部突破!!とかの景気のいい文字が並んでいる。文学畑の人間や、小説をよくよむタイプの人間からはあんなもん屑ですよ、と一蹴されるが、でも、これだけ売れるのには何か理由があるはずだ。と、いうわけで、とりあえずDEEP LOVEを読んでみたよ。
で、思った感想。評判で聞いていたのより、悪くないんじゃない?
確かに人物描写や、心情の微妙な描写っていうのはないけれども、でも、大まかなあらすじとしてみたときに、出来は良くできていると思う。どんでん返しもないけれども、人の人生を切り取って大河ドラマに仕立てていくっていう手法に思えた。逆に少ない文章量で大きな物語を見せる、つまりダイジェストで物語を読ませるっていうのが携帯小説の醍醐味なんじゃないかなって思った。映画も予告編が一番面白いしね。予告編だけで楽しんでくださいっていう手法なのか。
まあ、他の作品も読んでみないと細かいことはいえないけれども。
魔法のiらんどに登録して形態小説でも読んでみるか…。

参考:
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